みなさま、こんにちは(^^♪
本当に暑いです・・・、関東地方は連日の猛暑です・・・。
さて、今週は先週に引き続きYAMAHA「ハイブリットピアノ」について。
そもそも電子ピアノでもアコースティックピアノでもない「ハイブリットピアノ」とは何なのか!?
電子ピアノとの違いは!?
アコースティックピアノとの違いは!?
また、そのメリットは!?
というお話を先週させていただきました。
今週はそのYAMAHA「ハイブリットピアノ」をさらに掘り下げてみたいと思います。
NU1(アップライトピアノ型)
こちらがアップライトピアノ型のハイブリットピアノ
「NU1」です。
見た目も、本物のアコースティックピアノのようですね。
ハイブリットピアノの凄さを見ていただくため、ピアノの中身を見てみましょう!!
下の写真をご覧ください(*^-^*)
はい、こちらが「ハイブリットピアノ」の中身です!!
この赤丸で囲んだ「アクション」により、アコースティックピアノのようなタッチ感なんです!!
私も弾いたことがありますが・・・、電子ピアノと全然違います!!
本当にアコースティックピアノみたいですよ・・・。
価格(税込) | サイズ | 重量 | アクション | スピーカーの数 |
¥400,140 | 幅1051×高さ1024×奥行463mm | 109kg | アップライト型 | 4個 |
N1(グランドピアノ型)
こちらは、グランドピアノ型のハイブリットピアノ「N1」です。
非常にコンパクトな大きさです、グランドピアノ型というと・・・、相当デカいのかと思ったでしょうか(^^;)
非常にコンパクトではありますが、中身はちゃんとグランドピアノのアクションが搭載されているんですよ。
写真は本物のグランドピアノのアクションですが、この「N1」にも同じアクションが入っています。
(正確には、弦を打つ「ハンマー」は付いていないので全く同じではありません)
価格(税込) | サイズ | 重量 | アクション | スピーカーの数 |
¥702,000 | 幅1465×高さ1170×奥行618mm | 124kg | グランド型 | 6個 |
N2(グランドピアノ型)
グランドピアノらしい曲線を意識したデザインの
「N2」。
「N2」も非常にコンパクトなデザインですね。
「N1」の足元、ペダル付近が何もないのに比べ、「N2」は足元にスピーカーが付いています(^^♪
写真は昨年の楽器フェアで撮影した「N2」。
っとここで基本的なことを言いますが、「ハイブリットピアノ」の全機種には「消音機能」が付いてます。
写真にも「ヘッドホン」が写っていますでしょう(^^♪
この「消音機能」があらかじめ付いているっていうのは・・・、大きなメリットですよね。
価格(税込) | サイズ | 重量 | アクション | スピーカーの数 |
¥1,134,000 | 幅1471×高さ1009×奥行531mm | 142kg | グランド型 | 9個 |
N3(グランドピアノ型)
「N3」はハイブリットピアノの中で最上位機種になります。
他の機種と違いいかにも「グランドピアノ」っぽいデザインですね(^^♪
「N3」が他の機種と違うのはスピーカーの位置とそこから出る「音源」です。
そもそも「ハイブリットピアノ」の音は「アコースティックピアノ」の音をサンプリング(録音)して、その音がスピーカーを通じて出るシステムです(この発音システムは電子ピアノと同じ)。
この「N3」は4つのポイントでサンプリングされた音源が、サンプリングされた位置と同じ位置のスピーカーから出るんです。
(モノラルとステレオの違いみたいなイメージです、ステージ右のマイクで録音された音は右のスピーカーから、ステージ左のマイクで録音された音は左のスピーカーから出る・・・というイメージ)
価格(税込) | サイズ | 重量 | アクション | スピーカーの数 |
¥1,566,000 | 幅1481×高さ1734×奥行1195mm | 199kg | グランド型 | 12個 |
全機種、それぞれの違いとは・・・?
YAMAHAハイブリットピアノの全機種をざっと見て参りました。
では、いったい何が違うのか!?
細かい話はさておき、ざっくりと言うと・・・
【1】搭載しているアクションが「アップライト型」or「グランドピアノ型」
【2】スピーカーの数
です。
【1】のアクションの違いですが、(これも話すと長くなるので、詳しい話は別の機会にしますが(^^;))「アップライト型」と「グランドピアノ型」の一番の違いは連続打鍵の速さです。
「アップライト型」は1秒間に7回程度、「グランドピアノ型」は1秒間に14回程度の打弦が可能です、およそ倍ですね。
トリル・トレモロのような早い打鍵では「グランドピアノ型」の方が圧倒的に有利です。
【2】のスピーカーの数の違いですが、数が多いほど音の臨場感が良くなっていきます。
アコースティックピアノ場合は「響板」という大きな板を通じて”ピアノ全体が鳴る”ってイメージの臨場感なので、スピーカーの数が多いほどアコースティックピアノの臨場感に近いと言えますね(^^♪
さて、今回はYAMAHAハイブリットピアノの全機種をご紹介しました。
次回は、電子ピアノ、ハイブリットピアノ、アコースティックピアノ(中古)のメリット・デメリット、価格などを比較しながら「こんな方にはハイブリットピアノが良いのでは・・・」みたいなことを書きたいを思います。
しばらく猛暑のようです、皆様どうぞご自愛ください(^^♪
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