ピアノのメンテナンス~運送・防音まで「お子さまのピアノレッスン」のお悩みご相談ください

ピアノ運送・保管なら千葉の野沢ピアノへ|料金相場・高品質な保管・移動後のメンテナンスまで安心サポート

「ピアノ運送・保管なら千葉の野沢ピアノへ|料金相場・高品質な保管・移動後のメンテナンスまで安心サポート」

多様化した「ピアノ運送・移動」の様々なシーン ~「音楽のある生活」をトータルで考える~

この数年で「ピアノ運送・移動」にまつわる環境も変化しました。
「メルカリ等の『個人間取引』の増加」
「一括見積サイトの登場」

この2つが大きなトピックかと思います。
こうした状況変化に伴い、「ピアノを運ぶ」ことにも”多様なケース”が増えたことを実感します。

ピアノの移動・保管の様々なケース ~多様化するシーン~

お子さまがピアノを習い始めて、ご実家で大切にされていたピアノを、今度はご自宅で使いたい」

家のリフォームや建て替えで、数ヶ月間だけピアノをどこかに預けたい。

フリマアプリやオークションで念願のピアノを見つけた!専門業者に安全に運んでもらいたい」

ピアノ運送の一括見積もりを試したけれど、料金だけで選んで大丈夫なのか、作業の丁寧さや対応が気になる」

こうした多様なシーンに対応し、ご相談に乗っています。

また、ピアノは「運んで終わり」「預けて終わり」ではありません。

移動や保管を機に、適切なメンテナンスを行うことで、ピアノはより良い状態で長く活躍してくれます。
野沢ピアノでは、運送・保管の手配から、設置後の調律、クリーニング・メンテナンスまで、大切なピアノをサポートします。

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電話でもどうぞ: 04-7129-6057

目次

一番気になるピアノ運送・移動料金の「相場」について ~相場を知ることの大切さ~

ピアノ運送料金の「相場を知る」ことは大切なことですね。

およその概算の当たりをつけることは、以下の2つの点で重要だと思います。

①「ピアノを移動する」という、”骨の折れる”作業に「取り掛かるための出発点」になるから。
ここが決まらないと、その後の計画を実行できません。

②「ピアノ運送・移動の会社を選ぶ」1つの指標になるから。

ピアノ移動料金の「一括見積サイト」が登場してから「見積もりを取ること」自体はとても便利になりました。

ですが、そこから実際に「どこに依頼するか」を決めるのは「なかなか煩雑」な作業です
その”指標”があるのとないのでは、実際の「取捨選択」が変わってきます。

以下は料金の相場です。

【アップライトピアノの費用相場】

  • 同一市内での移動:2万円~4万円
  • 市外への移動:4万円~6万円

【グランドピアノの費用相場】

  • 同一市内での移動:5万円~8万円
  • 市外への移動:8万円~12万円

【追加料金について】

  • 2階以上への搬入など、条件によっては追加料金が発生します。

一般的なアップライトピアノの運送費用相場は、同一市内での移動2万円~4万円程度市外への移動4万円~6万円程度、2階以上への搬入で追加料金が発生します(追加料金がかかる場合については後程紹介しますね)。
グランドピアノの場合は、同一市内でも5万円~8万円、市外への移動で8万円~12万円が相場です。
余程のことがない限り、この範囲内で収まります。

移動料金はどうやって決まるのか?について

条件 詳細
① 移動距離 移動元⇒移動先までの距離
② 設置場所:移動元&移動先 例:戸建ての2階など
③ エレベーターの有無(マンション等) エレベーターがあると搬入が容易
④ 階段の幅や形状 例:外階段5段以上や曲がり階段
⑤ 特殊なケース 解体が必要な場合
ピアノ運送・移動 クレーン

戸建て2Fへの移動は基本「ユニッククレーン」にて行う

基本は・・・、
移動距離
設置場所・移動元&移動先(例:戸建ての2Fなど)」です。

それに加えて、
③マンションの場合エレベーターの有無
④階段の幅や形状(例:外階段5段以上)、クレーンが必要かどうか(戸建て2Fの場合)などによって、料金が変わります。

また、非常に特殊なケースですが「解体」が必要な場合もあり、その場合も追加料金が発生します。
アップライトピアノは基本「そのまま(解体せず)」運びます。
ただ、搬入経路によっては解体しないと入らないケースがあります。
(調律師20年やっておりますが、数件くらいです)
※グランドピアノは本体と脚部に分けて運びます。
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ピアノの運送・移動に一緒に考えたいこと ~ピアノを「楽しめる」環境を整える~

「ピアノを運ぶ/預ける」という大きなイベント。

単なる「物理的な移動・保管」と考えるのはもったいないと思います。
「ピアノを動かす」というタイミングでしかできないことがあるからです。
例えば「クリーニング」や「摩耗部分の交換」など。

移動・運送して「ピアノを楽しめる環境」を整え、「ピアノを弾ける状態」にすることは、”快適な演奏環境”と”末永いピアノライフ”を実現する上で大切なことです。

ピアノの運送・移動は
「大切なピアノの価値を維持・向上させるまたとない機会」
です。

ピアノの「防音」について ~マンションの場合は特に重要~

「防音」についてはピアノ設置前にある程度考えておきたい事項ですね。
せっかくなら心置きなくピアノを弾きたいですから。

20年の経験上、「戸建て」の場合はそんなに考えなくても良いと思っています。
実際にピアノの音のことでご近所からクレームが入った、という例は多くありません。

マンション等集合住宅の場合は、考える必要があります。
防音を考えるとき、
「空気伝播音(くうきでんばおん:例・ピアノの音)」
「固体伝播音(こたいでんばおん:鍵盤をたたく音)」
に分けて考える必要があります。

【空気伝播音】空気中を伝わる音。会話をしたり、音楽を聴いたりする際に耳に届く音は、ほとんどが空気伝播音です。
【固体伝播音】固体を通して伝わる音のことです。建物や床、家具などの物体を通じて伝わる音がこれに該当します。

ピアノ背面の防音(空気伝播音)と
ピアノ下・床の防音(固体伝播音)の2種類あります。

マンション等の集合住宅の場合、その両方への対策が必要になることもあります。

※「ピアノの防音問題について ~様々な視点から考える~

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地震対策について

耐震インシュレーター

右側が「耐震用」

地震対策についても併せて考えたいことの1つです。

もうすでに耐震用インシュレーター(ピアノのキャスター下にはかせるお皿みたいなもの)を使用している、という方はピアノの移動先でもそのまま使用してOKです。

「(耐震インシュレーター)買い替えが必要ですか?」と聞かれることがあります。
基本的には必要ないと思います。

耐震用でないものを使用している場合は、これを機に買い替えをおすすめします。
一台分¥15,000くらいです。

大地震発生!ピアノからお子さまを守るために

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ところでピアノ、どこに置く?~末永いピアノとのお付き合いの出発点~

さぁ、いよいよピアノがやってきます。
で、どこに置くかというのは大きな問題ですね。

ピアノ設置場所

 

「一度設置してしまう」となかなか置き場所を変えられない。

 

置いたときのお部屋の
”雰囲気”や
”どなたがお弾きになるか”
なども大変重要なことですが、

ピアノ本体(の寿命や健康状態)にとっても
どこに設置するのかは重要なのです。

ピアノの置き場所について

「ピアノクリーニング」や「メンテナンス」~経済的な側面からも運送・移動は「絶好の機会」~

ピアノを動かす機会はそんなに多くありません。
「実家から運ぶ」
「オークションサイトで購入する」
いずれにしても、そう何度も移動することはないですね。

ピアノクリーニング

クリーニングは「自宅」でも「工房」でも可能

そのときにお考えいただきたいのが、「移動時にしかできない」こと。
クリーニング
オーバーホール
といったメンテナンスです

ピアノの移動は決して短くないピアノとのお付き合いの始まりです。
適切な管理を行えば、これから20年~30年。
いやもっとですね、40年~50年は良い音を奏でてくれる。

 

工房でのオーバーホール等

移動時に工房にてオーバーホール 30年先を見据えて

過去の偉大なピアノ設計者・技術者は、100年先を考えてピアノ作りをしています。

スタインウェイ(アメリカ)や
ベヒシュタイン(ドイツ)、
ファツオリ(イタリア)

といったショパンコンクールで使用されるピアノだけではありません。

ヤマハ(日本)、カワイ(日本)、ディアパソン(日本)といった国産メーカーも同様です。
(日本のピアノ100年 : ピアノづくりに賭けた人々 草思社文庫 )

ピアノを移動することは、ピアノという「文化資本」を引き継ぐことでもあります。
次の世代に受け継がれる30年後をイメージしていただければ幸いです。

野沢ピアノでも「ピアノクリーニング」「各種メンテナンス」を承っています。
運送会社の工房での作業、あるいは移動元、移動先でも作業できるものもあります。

「ピアノの大掃除をしよう(ピアノクリーニング)」

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ピアノ運送・移動ってどうやるの? ~移動日当日のイメージを持つ~

まったくイメージ沸きませんよね・・・、普通。
ということで、実際のピアノ運送・移動の現場をレポートした記事から画像を抜粋。
これで少しイメージ沸くでしょうか?
撮影にご協力いただきましたのは、伸和ピアノさんです!
ピアノ運送・移動 到着
ピアノ配送車が到着。
通常は〇月〇日の13:00~15:00に到着予定、と到着予定時刻は2時間ほどの幅があります。

この日は時間ぴったりに到着!

ピアノ運送・移動 リフター降ろし
ピアノ本体を配送車のリフターにて降ろします。

この日の天候は晴れでしたので、ピアノは通常の「保護布」にくるまれていますが、雨の場合は専用のシートを被せて移動します。
そういった専用の道具も全てこの配送車に常備されています。

ピアノ運送・移動 搬入
いよいよ搬入作業です。

ピアノを台車に乗せて、ピアノを移動先の家屋まで移動していきます。

ピアノ運送・移動 搬入 屋内
搬入する屋内に着くと、ここで運搬ベルトを肩にかけて持ち上げます。

ちなみにアップライトピアノの重さは280kg~300kgです、さすがプロです。
ここからは完全に人力で運んで行きます。

ピアノ運送・移動 設置場所
設置予定場所まで着いたら、一度ピアノを降ろします。

その後「ピアノ前後・左右」の位置を整えて、「カーテンやブランインドの動作」「コンセントの位置」など非常に細かいところまで確認して位置を決めます。
最後に「ピアノの状態確認」→「お掃除」までして終了。

とても丁寧・的確・スピーディです。
プロの仕事です。

とこんな感じです。
イメージ沸きましたか?
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ピアノの保管・預かりについて
~大切なピアノのための「高品質保管サービス」~

「ご自宅の改修にともない、ピアノを一時的に保管したい
野沢ピアノが提携しております、ピアノ専門運送会社も専用の保管庫がございますので、ご相談ください。

「適切な保管・管理の重要性」を考える

ピアノは「木材」「羊毛フェルト」「金属」でできています。
「木材」「羊毛フェルト」は天然の素材、「設置環境」に大きく左右されるのです。

しかも木材は
「スプルース(エゾ松)」や
「メープル(カエデ)」といった
「ピアノ・楽器に適した」木材が使われています。

木材の中でも、非常に繊細なもの。
適切な環境で保管されてこと品質の保持が可能なのです。

不適切な保管が何故怖いか

ピアノに携わる技術者・管理者ならだれでも避けたいことがあります。
それは「響板割れ(響棒はがれ)」

ピアノ保管 響板

「響板」は云ってみれば「ピアノのスピーカー」、ピアノの命と言っても言い過ぎではない

響板はピアノにとっての心臓部。

弦の振動を最終的に「ピアノの音」として響かせる板、それが「響板」。

そこに使用されているのは「スプルース(エゾ松)」という木材で、
音響伝番速度-その素材が音を伝える速度-」が一番優れているものです。

適切な湿度・温度管理がなされていない環境に保管すると、「響板割れ」のリスクがあるのです。
「響板」を支える「響棒」が、響板からはがれる「響棒はがれ」も同様です。

過去トラブルなしの「高品質」な保管庫です

野沢ピアノの提携先保管庫はピアノにとって適切な温度・湿度環境が維持されています。
「ピアノに最適な温度20℃前後、湿度50~55%」を365日徹底管理しています。」

温度変化や乾燥、多湿による木材のひび割れや金属部品の錆を防ぎ、
専用の保護材にてホコリや害虫の侵入からピアノを守ってくれます。

過去「響板割れ」含めたトラブルも一切ございません。
お客様の大切なピアノを、責任をもってお預かりします。

保管の料金について

¥6,000/月~¥9,000/月(アップライトピアノ)にて承ります。
※ 提携業者によって料金が異なります、詳しくはお問い合わせください。

一見すると安価な業者もありますね。
私も存じております。
また、長期間預けることによる「割引」が適応される業者もあるうよです。

お客様から割引のご要望もいただきますが、一台一台に最適な環境を提供し続けるため、あいにく長期割引等は設けておりません。
ご理解いただけますと幸いです。

上記のご料金は「徹底した管理体制」を維持し、お客様の大切なピアノを最適な状態でお守りするための費用でございます。
単なる場所代ではないことをご理解いただけますと幸いです。

ピアノの保管に関するご相談・お見積りはこちら(フォーム)

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ピアノ運送・移動後の調律について ~運送後調律の「2つ」の意義~

移動・運送はピアノにとって負担のかかるものです。
移動時にかかる直接的にかかる「物理的な負荷」と、
環境変化による間接的にかかる「変化による負荷」です。

ピアノ運送後の調律

運送・移動後、内部の状態確認をする

移動後に調律を行うのには「2つの意味・意義」がございます。

1つ目は移動・運送で狂った音程を整えること
2つ目は「移動による影響がないか(不具合がないか)のチェック
アクション(打弦機構)などが正常に動くかの確認」です。

移動後の調律時期については諸説ありますが、移動後1週間~2週間以内には行うのが良いかと思います。
「内部の状態」を早めに確認し、問題があった場合迅速に対応するためです。

移動後の内部状態確認

国内・国外のピアノメーカーの「納入調律」は1週間~2週間以内に行う

この早期確認の重要性は、

YAMAHA、KAWAIといった国内メーカーや
スタインウェイなどの海外メーカーが

新品納入後の「納入調律」を一週間以内に行うことからもわかります。

また、国内の中古ピアノ販売会社も「納入調律」を一週間以内に行います。

調律についてのご相談・お見積り(フォーム)

電話でもどうそお気軽に: 04-7129-6057

ピアノ運送・お見積りの流れ

①お問い合わせ・お見積りは野沢ピアノまで、お電話またはメールにてお問い合わせください。
電話番号:04-7129-6057
メールフォームはお申込み・ご相談はこちらからです!
その際にお聞きすることは・・・
【1】アップライトピアノ or グランドピアノ(グランドピアノの場合はピアノのサイズ 例:ヤマハC3 カワイGX-2)
【2】現在ピアノのある住所と移動先の住所(番地までは不要です)
【3】現在のピアノ設置場所と移動先でのピアノ設置場所(例:戸建て1F⇒戸建て2Fなど・・・)
【4】マンションの場合、エレベーターの有無
を教えてください。

②お見積りのご報告を致します。

③運搬日時の決定: 運送会社からご連絡致します。お客様のご都合に合わせて、運搬日時を決定いたします。

④アフターフォロー: 運搬・設置に関わること、ご不明点やご要望がございましたらご遠慮なくご相談ください。

最後に・・・

 

「ピアノを運ぶこと」はなかなかに大変なことです。

家電や家具に「専門の運送会社」は存在しませんが、ピアノには存在します。
専門運送会社が存在するのは、ピアノ以外ですと「美術・骨董品」くらいでしょうか。

この事実は「ピアノ」というものがいかに「特殊か」を物語っています。

ピアノを実家から持ってくる。
楽しみな気持ちもありますが、「とても大がかりな作業」というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
それ故に、ややもすると心理的負担が大きくなりかねません。

また、ピアノ運送に限りませんが、今は情報が溢れかえっています。
玉石混交と言っても、言い過ぎではないですね。
どの情報が「自分たちに適切なのか」を判断するのはとても難しい。

私を含めて、ピアノ調律師・技術者は「ピアノに関するほとんど」の知見を持ち合わせています。
ピアノの運送・保管、もちろんそれ以外も、ご相談どうぞお気軽に。

一度相談してみる・お問い合わせ(フォーム)

電話でもお気軽に: 04-7129-6057

野沢ピアノ:千葉県野田市岩名1-62-2 TEL 04-7129-6057 受付時間 9:00~20:00(日・祝日除く)

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