みなさん、こんにちは(^^♪

春を通り越して初夏って感じの気温ですねー・・・、さっきラジオで「5月の夏日は記録的」ってニュースをやってました。
あぁ、確かに言われてみるとそうかもしれません。
でも、まだまだ湿度が低いので不快に感じるほどではありませんね(^^)/

今日は、先日伺ったお客様のピアノの譜面台が「外付け譜面台」でしたので、「譜面台」についてのお話です(^^♪

通常、譜面台が付いている場所は・・・

通常の譜面台
アップライトピアノ譜面台ってどこに付いているのかっていうと・・・、
通常は鍵盤のフタを開けると・・・、はい、そこに付いています。
写真の通りです(^^♪

上位機種は「外付け譜面台」です・・・

ピアノ 譜面台
はい、こちらが先日伺ったお客様のピアノです。

YAMAHAの「UX50」というピアノなんですが、譜面台が上記のピアノとは違う位置についています。

ピアノ 譜面台
こっちの写真の方がわかりやすいかな・・・。

ピアノの「上前板」という部品の外側に付いているんです。
だから「外付け譜面台」って言われています。

この「外付け譜面台」って上位機種に採用されている譜面台なんです。
(YAMAHAの場合UXシリーズの一部
KAWAiの場合K-8・K-7など・・・)

「外付け譜面台」のメリットって?

ピアノ 譜面台
で、「外付け譜面台」って何かよいことがあるんでしょうか・・・?
見た目!?、それは意見の分かれるところですが、まずは譜面台に楽譜を置いた位置がグランドピアノと一緒ってところです。
ですので、いざ(発表会などで)グランドピアノを弾く場合も違和感なく譜面を見られるというメリットがあります(^^♪

また、これはYAMAHA限定の機能なのですが「トーンエスケープ」という機能があります。
それを説明するのにちょっと上前板を外します・・・・。

ピアノ 譜面台
こちらは、譜面台の裏側です・・・。

が開いていますね・・・、これが「トーンエスケープ」って機能です。
この「穴」を通じて音が前面に抜けるので、音がクリアーになるんです!!

ピアノ トーンエスケープ
通常のアップライトピアノって前面は板におおわれているので、どうしても音がこもりがちになるんです(;^ω^)

グランドピアノの場合は、演奏者がピアノの屋根を開けたり閉めたりできるのですが、アップライトピアノの場合はそれができません。

ですので、アップライトピアノの上位機種にはこのような機能が付いているんですね。

デメリットは・・・、ホコリがたまります(^^;

ピアノ トーンエスケープ
そんなメリットのある「外付け譜面台」ですが、唯一デメリットがあります・・・。
譜面台の裏側(?)下側(?)はホコリがたまりやすいんですよね(^-^;
しかも掃除しにくいので、参ります。
細い棒状のものを突っ込んで掃除できますが、結構面倒ですね。

あ、ちょっと言うのを忘れましたが、この譜面台は前後に動きます!!

黒いピアノを選ぶときには・・・・

黒いピアノって、形はほどんどどの機種も同じです。
ただ、この譜面台の位置(つまり、外付け譜面台か通常の譜面台か・・・)は黒ピアノで唯一形が違うところです
ですので、黒ピアノを選ぶ際には「外付け譜面台かどうか」というところも考えて選ぶと良いと思います(^^♪

早いもので、今日で5月も終わりです、皆様どうぞご自愛ください。