前回の続きで2014楽器フェアで気になったピアノをご紹介します(^^♪
さて、今回は・・・、『ハイブリットピアノ』ってピアノです(^^♪
新技術ではないのですが、今回の楽器フェアでも沢山出品されていましたのでご紹介します。
『ハイブリットピアノ』って何なのか・・・、
一言で説明すると、「タッチがアコースティックピアノに限りなく近い電子ピアノ」ですね。
”お子様のピアノ”を念頭に『ハイブリットピアノ』のメリット・デメリットを考えてみました(*^-^*)
さてさて、この『ハイブリットピアノ』、どんなところが凄いのか、『電子ピアノ』『アコースティックピアノ』との比較を念頭にメリット・デメリットを考えてみました!!
【メリット】
1:電子ピアノに比べタッチが限りなくアコースティックピアノに近い
2:消音機能があらかじめ付いている
3:値段も新品のアコースティックピアノに比べるとお手頃
アップライト型ハイブリットピアノ・NU1:¥400,140-税込
グランドピアノ型ハイブリットピアノ・N1:¥702,000-税込
4:調律などのメンテナンス費用がいらない
【デメリット】
1:とはいえ、やはりアコースティックピアノとは違う
2:とはいえ、電子ピアノ・中古アコースティックピアノに比べると高額
3:寿命が10年~15年くらいかもしれません・・・、基本電子ピアノなので(^^;)
ということで・・・、こんな方におススメかも・・・
やっぱり、
”電子ピアノ”のタッチは物足りない・・・、かといって”アコースティックピアノ”の『中古』ってなんか抵抗あるなぁ(^^;)
そんなお子様、親御様にはこの『ハイブリットピアノ』は選択肢として考えて良いかもなぁ・・・と思いました(^_-)-☆
最大の特徴はアコースティックピアノの『アクション』を搭載
ちょっとここからは専門的になりますが・・・(^^;)
アコースティックピアノって鍵盤を強くタッチすれば大きい音(フォルティシモ)優しくタッチすれば小さい音(ピアニスト)が出ますね・・・、
この繊細なタッチを可能にしているのが『アクション』という機構なんです。
この『ハイブリットピアノ』、音の出る仕組みは電子ピアノと同じでありながらも、タッチはアコースティックピアノとほとんど変わらないというピアノなんですね(^^♪
こちらがアコースティックピアノのアクションで・・・
こちらがハイブリットピアノのアクションです。
同じものが搭載されていますのがわかりますか?
(本来でしたらアクションは見えませんが、楽器フェアではアクションの前板がスケルトンのアクリル板で、来場者に見えるようになっていました(^^♪)
アコースティックピアノって100年前から形や機能は変化していません、裏を返せばそれだけ”完成度が高い”ってコトなのですね・・・。
ですので、これからの時代はピアノも”デジタル技術”との融合が進んでいくんでしょうね( ;∀;)
あ、先日チェロの先生のお宅にお邪魔したときにこの話をしたら、弦楽器も電子チェロってあるらしいです・・・、知りませんでした(^^;)
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