みなさん、こんにちは(^^♪
またしてもすっかりご無沙汰しております(^^;)
本日は「国産ピアノの値上がりについて」です！！
昨年8月、YAMAHA KAWAIがピアノを値上げしました！！
ご存知ない方も多いと思いますが、昨年の8月にYAMAHAとKAWAIが値上げしました。
YAMAHAは・・・、
アップライトピアノ ２万円～７万円程度UP
グランドピアノ 一律１０万円UP
KAWAIは・・・、
アップライトピアノ ４万円～６万円程度UP
グランドピアノ ７万円～１５万円程度UP
ピアノの原材料、「スプルース」の高騰
結構上がりましたね・・・、じゃぁ、なんで値上げなんでしょうか・・・。
理由はピアノの原材料である「スプルース」という木材の高騰なのですね・・・。
「スプルース」とは音響特性に優れていることから楽器全般に使用される木材です。
特にアラスカをはじめとして北米産のスプルースは「最高峰」とされていていて（YAMAHA KAWAI両社とも”産地”までは公表していないのですが・・・）、随分と高騰しているようです。
ピアノは電化製品や工業製品じゃありませんので・・・
「スプルース」高騰の理由は、楽器に適した「スプルース」が採れなくなってきているからなんです。
「スプルース」はおよそ100年～120年かけて育つと言われていますので・・、急いで増産しようと思っても100年かかるわけです(^^;)
ピアノは電化製品や工業製品じゃありませんから・・・、来年すぐに増産しよう、ってわけにはいかないんですよね。
中古ピアノも値上がっています！！
この新品ピアノの値上げの影響で、中古ピアノの相場価格も結構値上がりしています(^^;)
相場感としては全体的に4・5万円程度上がっている感じでしょうか。
また、ここ数年で数自体も少なくなってきていますね、中古ピアノ。
とくにYAMAHAのピアノは海外で大人気ですので、海外に輸出されちゃうんですよね。
以前は当たり前のようにあったYAMAHAのU1Hというスタンダードモデルも、結構少なくなってきました。
中古ピアノ市場もここ2・3年で随分と様変わりした感じがします。
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さて、ここでちょっとお知らせです！！
野沢ピアノでは調律の料金を7月より値下げ致しました、詳しくはコチラ！！
今回のピアノ値上げの記事とも関係しますが・・・、現在「ピアノ」というとほとんど電子ピアノ・・・ですよね。
そんな中「アコースティックピアノ」の良さを再認識してもらえる一助になればと思っております。
